夫婦間の問題に悩まれている方へ

 

夫婦の間のコミュニケーションが上手くいかない。

原因は「性格の不一致」?

 

私たちの幸せに大きくかかわってくるのは、夫婦の関係です。夫婦の間に愛情が感じられ、信頼感や忠実さがあり、コミュニケーションをとり、協力しながら生活できたら、人生の質が大きく向上します。しかし、なかなかうまくいかないのも夫婦の仲。「性格の不一致」が昨今の離婚理由の最も大きいものとされています。ところが、性格が一致する他人同士などというのは、ほとんどいないのです。

では、なぜ恋愛期はあれほど気が合うと思ったのでしょう?それは、情熱に浮かされていたためであったり、そのときは嫌われたくないあまり、相手に合わせていたり、相手を喜ばせようと無意識に演技していた可能性があります。

それでも、一緒にいたいと思って結婚したパートナーです。一致しないことからスタートして、それをいかにコミュニケーションによって解決していくか、そして魂の深い所で一体となる本物の夫婦になっていくか、これは実はエネルギーが必要なことなのです。

欧米では、キリスト教信者の場合、教会の神父が婚約中のカップルに、結婚後の夫婦のあり方や、コミュニケーションの取り方、問題が起きてきたときの解決の仕方、義父母との円滑な人間関係の作り方などを指導し、その講義を受けないと教会で結婚式を挙げさせてもらえない仕組みになっています。単に熱に浮かされて、チャペルでウエディングをすることはできません。

 

日本では、多くの男女が、自覚を持たないままに結婚式を挙げてしまいます。もし、一緒に生活してきた父母が仲良しで、良い夫婦の見本を知らず知らずに子供 に学ばせていれば、なんとなく夫婦関係を作っていく方法が分かります。しかし、現在約8割の家庭が、何らかの機能不全を抱えているといわれています。そう なると、良きお手本がないままに、結婚生活をスタートしてしまいます。

ですから、もし今あなたが夫婦の間に問題を抱えていたとしても、無理からぬことなのです。むしろ、そういう人の方が多数派なのではないでしょうか?このとき、一番残念なのは、適切な対応を取らなかったために、関係がこじれていくことです。ちょっとした風邪をこじらせて、いつか大病に至るようなものです。

相手を理解し、歩み寄り、コミュニケーションを上手に取っていくことによって夫婦関係をより良いものにしていくことができます。方法論もあります。

かつて、私のストレス・ケア相談にいらっしゃった男性の方が、バーバリーのハンカチで顔を覆い、「もしあのとき先生に出会っていなかったら、僕たちの家庭はどうなっていたかと思うと…」といって男泣きに大泣きされた方がいらっしゃいました。また、苦しい数年間を経て、「先日主人と二人でハワイ旅行に行ってきました」と、輝く笑顔を見せて下さった奥様もいます。

風邪をひいたら、クリニックで受診しますよね? でしたら、大切なパートナーシップが冷えてきたら、こじれる前に「メンタル・フィットネス」のステップを踏みましょう。個人でも結果が出ますし、カップルの「ストレス・ケア」と「トラウマ解放カウンセリング」相談も受け付けます。